日本だと確実に避ける、苦手なタイプのジュリア(イギリス人)とのロードトリップは約1か月続きました。
最初はあまり乗り気でなかった、嫌々で参加したジュリアとの2人でのロードトリップでしたが、これを終えた時に実は身についたことが沢山あることに気が付きました。たったの1か月で!です。それは、
- 英語力の向上(ネイティブの話すスピード、スラングに慣れることができた)
- 怖がらずにとにかくトライする姿勢!
- 即行動!
- 自分の意見をきちんと発言、相手に伝えること。
これらは、今の私を形成してくれた大事な私の人生ストーリーの1つになっています。
そして、ここでもまた、自分が苦手意識のあることでも、挑戦してみることで、そこから学べることの大きさというのは計り知れない。だからこそ、苦手意識が強いものにでも、前向きに挑戦していった方が自分向上に繋がる、と感じさせられたのでした。
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*****さて、ここからはジュリアとのロードトリップストーリーです******
道を走りながら、途中、興味深い所を見つけたら止まり、じっくり時間をかけて見る。夕方になったら、寝る場所を探す。そんな感じの旅。
この、好きな時に好きな事が出来て、自分たちで決めることができる、「自由」な旅が可能なのが、やっぱりなんといってもロードトリップの醍醐味ですね。
これがツアーだったら、
決められた場所に行き、決められた時間に出発、決められた時間だけしか滞在できず、一般的に有名な観光地くらいしか周れない。
めちゃくちゃ狭まったことしか体験できないものになってしまいます。
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普通のツアーではなくて、自分たちの車で旅することが大好きになったきっかけは、このオーストラリアでのロードトリップでした。
ロードトリップって、車に乗っておく時間も結構長い。ということで、ジュリアと嫌でも話さないといけないわけです。
最初は、苦手意識満載なだけあって、めちゃくちゃ頑張って、且つ知ってる英単語を駆使して話してたのですが、
そのうち、ジュリア、本当はいい子じゃん!って気づき始めました。
どこに止まる、どこでご飯を作る、何を食べたいか、どの食材を買うか、どこに寝るか。こういうこと、日本人同士だったら基本、みんなで話し合って決めますよね。それが普通、みたいな。だけど、これが外国人とだとそうじゃないことも多々。日本での普通は海外では通用しないこと多々あります。
自分の意見が強い彼らに押されて、いつの間にか彼らのやりたい事ばかりやってる・・的なことも結構あるんです。
でも、ジュリアは必ず「合意」を求めてきてくれた。
「合意」出来なければやらない。
二人での旅だからこそ、楽しく、気持ちよく旅をしたいから、そういうことをきちんと守りたいって言ってくれたジュリア。
あれだけ初めは苦手意識満載だったのに、そんなやり取りをして以来、すっかり仲良しになったのでした。
そんなジュリアから学んだこと、見習えるべき点が、
どんな事でも怖がらずにトライするところ。しかも、行動が早い!
例えば、その①
とある小さな町で止まった時、ものスッゴイ土砂降りにあったんです。
これはテントでは寝れないよーーー、どこで今夜寝ようかね。って話しながら、辺りを見渡しても、雨が激しすぎてキチンと見えない。。
ちょっと雨宿りしてたら、ある一人の男性が通りすがり。
ジュリア、すかさず声をかける!
話をする!話が盛り上がる!
そして、
「じゃぁ僕の家泊まりなよ~」(奇跡ー!!!)
と、めちゃくちゃありがたいオファーを頂けたのでした(笑)
この彼のお家、結構な豪邸で、その日は久しぶりにふかっふかのベッドに寝させてもらったのでした。
その②
オーストラリアのクイーンズランドにフレーザーアイランドっていう、世界で一番大きな砂だけで出来た島(世界遺産)があるんですが、ここに渡るのに、4WDの車 か、ツアー会社を使わないといけないっていう決まりがあるんです。
ジュリアの車は4WDじゃない。かといって、ツアーはバカ高すぎる。
そこで考えたジュリア。
4WDを持っていて、旅をシェアしたい人を探そう!と。
そう言った矢先、すぐにネットで検索してもう電話してる。
とにかく行動が早い!!
そして、あっという間に
旅をシェア出来る相手を見つけることができたのでした。
こうやって渡ったフレーザーアイランドがこちら
透明度抜群な淡水湖もあります。↑
フレイザー島はぜひ行っていただきたい場所の一つなので、別にブログでまとめようと思っています。
1か月間みっちりとイギリス人のジュリアと一緒に旅をしたので、英語力はここでもかなりついた自信ができました。特に、リスニング力は格段に伸びたと思います。
今までは、英語ネイティブの人たちと話すことに緊張していたのに、ジュリアと1か月みっちり一緒に旅をしたことにより、ネイティブの人たちの話すスピード、スラングなどにも慣れ、分からないことは分からない、とはっきりと主張出来るようになりました。
自分の意見がなかなか言えなかった私が、自分の意見を主張できるようになり、しかも英語で、というのは本当に大きな収穫。苦手意識が強いことほど、敢えて挑戦してみる姿勢って大切なのかもしれないです。勇気を振り絞って一皮剥けるのだ!
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