日本で仕事を見つけようと思ったらまず何をしますか??
恐らく、パソコンを開いて、「○○ 求人」って検索してみたり、転職サイトで自分の希望する職種がないか調べたりするかと思います。
オーストラリアにももちろん、そういった就職サイトはあります。
でも、私が実際に体験、そして様々な人たちから聞いた話で感じたことは、その王道は実は王道ではないんです。
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では、どうやってオーストラリアで一番早く確実に仕事を見つけられるのでしょうか??
それは、
履歴書を持って、まずは自らの足で訪問する!
なんです。
オーストラリアに到着したばかりのころ、私はパソコンにしがみついて、一日中ずーっと求人サイトとにらめっこしていました。それも何日も・・・
そんな姿を見たブラジル人の友人にある日言われました。
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「オーストラリアで仕事を見つけようと思ったらパソコンばっかり見ててもダメ。とにかく直接履歴書をもって行ってごらん!」って。
日本では、履歴書を持って突然「今求人募集されていませんか??」って行くことないじゃないですか。だから、友人にそう言われても私は半信半疑・・
当時、英語を使ってホテルなど接客業での仕事を経験したかった私は、そうアドバイスをもらったにもかかわらず、ホテル業界でそんなことあるはずない・・って勝手に決め込んで、ひたすらにパソコンで求人情報を探す毎日。
そして、あっという間に数週間を無駄にしたのでした。
その間、セカンドワーホリを狙うために、一番最初に田舎町での3か月ファーム就業をしよう!と急きょ路線変更し、最初の卵ファームの仕事を見つけて、何とか遅いながらに前進し始めた私ですが、
2年間のワーホリを終えてから思うこと、それはやはり
履歴書を持って自らの足で直接訪問する
ということが、いかにオーストラリアでは有効的だったかということなんです。
2年目のワーホリでパースへ滞在中に、ダウンタウン内にあるホテルほとんどに履歴書を直接持って周りました。
滞在していたゲストハウスで、ホテルで働いているという韓国人の男の子に出会ったのですが、彼も仕事を見つけるのに履歴書を直接持ってホテルを周ったと言ってました。
やっぱり、そうなんだ、皆そうしてるのか。って思いましたね。
とにかく、直接持っていき、自分の心意気を直接感じてもらい、どの程度の英語力を持ち合わせているか、その時に分かってもらえるし、コミュニケーション能力も履歴書を持参したときに大体は感じてもらえます。
言うなれば、「勝手に一次面接」 のようなものですw
フロントで話した感じが良ければ、その感触をフロントの人が履歴書と一緒に上司へ伝えてくれるかもしれません。
逆に、上司に渡す前にゴミ箱へ入れられる、ということもあるかもしれません。
だけど、履歴書だけでは分からない事が、直接持参することにより、直接伝えられるんですよ。これってとても大きいと思いませんか??
履歴書だけを見られたら、自分の人間性というのはなかなか伝わらないかもしれない。職歴、経歴は伝わるでしょうが、英会話力、コミュニケーション能力や人間性は、履歴書という紙切れからでは伝えることはなかなかできないと思います。
希望する職種での経歴が今までになかった場合、特に履歴書を直接持参することによって、人間性、その心意気で興味を持ってもらえるかもしれません。
だから、「勝手に一次面接」だと私は思っていて、これが案外侮れない。
そうは言っても、一番初めのホテルに入る前は本当に本当に緊張しました。
何度も、ホテルの前を通り過ぎては立ち止まり考え、「怖いなー、どうしよーー」って思いながらも、またホテルの前を通り・・・を繰り返してました。
「もしも笑われたっていいじゃないか。フロントの人に、何この子?!って顔されたっていいじゃないか。その時の瞬間だけの出来事なんだ、だから、時間が経てばそんなことも一瞬にして終わる。それよりも、この行動によって得られるかもしれない可能性を信じて行くんだ!!」
って、自分を奮い立たせて、何とかホテルに入り、履歴書を持って行きました!
今でもこれを書きながら、その情景が思い浮かびます (笑)
もの凄く怖いし、緊張する。何に怖がってるのかわからないけど、兎に角ものすごい不安になるかもしれない。
でも、やると決めたからにはやるんです!!やらないと何も始まらない!行動に移してみて初めて、”良し・悪し” が ”感じられる” んですもんね。
行動に移さなければ、良いも悪いも感じることはない、ただ、今までと変わらない平凡な日々を過ごすだけなのです。
履歴書を握って、フロントへ行き、
自己紹介と、ホテルでの仕事がしたくて履歴書を持ってきました。と伝えました。当時、まだ接客業での経験がなかった私は、その事実を正直に伝え、でもホテル業での経験を積みたいんだ、人に関わる仕事が好きで、そこから遣り甲斐を感じられる人間なんです。だから、お客様への対応には自信があります!と自分の想いをしっかり伝えました。
その時は、「今は募集していないけど、マネージャーに履歴書を渡しておくわね、何か求人が出たらこの電話番号に電話したら良いのよね??」 と連絡先の確認までしてくれました。
そして、その後、実はお電話を下さったホテルがあったんです!!
この時には既に別の仕事をしていたのでお断りさせて頂いたのですが、履歴書を直接持参してもきちんと見てもらえるものなんだな、と感じたのを覚えています。
だから、どんな仕事内容にしても、「履歴書を直接もって訪問する」というのはオーストラリアではかなり有効的だと私は考えています。職種がファームや食べ物屋さんなどの店舗販売には特に有効的に働くと思います。
なぜなら、堅苦しくない職種で、そんなに経歴は求められない職種だからです。企業勤めの経理や財務、マーケティングなど、硬い職種を狙っている人にはもしかしたらあまり当てはまらないかもしれません。(でも試す価値は十分にあると思います)
そもそも、1年という限られた期間のオーストラリアワーホリでは、1雇用主の元で6か月までの就業しか認められていないので、そういった仕事を狙う人は少ないかもしれません。(6か月しか働けない人を企業は最初から雇いたくはない。よっぽどの経験と実績があれば別です)。
逆に、今までの日本での経歴を活かせる職種で仕事を探し、6か月の間に実績を作って認めてもらい、その後のワークビザのスポンサーを狙いたいという人は案外いるかもしれませんね。
なので、あくまでもここでは、ワーホリメーカー向けの仕事を探すポイントをお話ししていますが、私の言う、この「履歴書をもって直接訪問」はぜひとも多くの皆さんに試してみて頂きたいと思っています。
ドキドキ緊張するかもしれませんが、まずは勇気を振り絞って、直接行ってみましょう!
相手側は、そういった直接訪問者にはもう慣れっこです。だからとってもスマイリーで優しい方も多いですよ^^安心して!ファイトです!!
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