オーストラリアにワーホリで滞在中、沢山のWWOOF(ウーフ)を経験しました。パース近郊でハーバルメディスンを扱っているおばあちゃんの元、鍼灸師をしている人の家、バイオダイナミック農法をしているファームなどなど、普段の生活をしているだけでは、出会えなかった人たちに出会えたのも、WWOOF(ウーフ)ならではの醍醐味だと思います。
そんな私がなぜWWOOFをオススメしたいか。まとめてみます!
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WWOOF(ウーフ)とは
WWOOF(Willing Worker On Organic Farm)という、
1日4-6時間程度の労働を与える対価として、寝る場所、食事を提供してもらうというシステムのことを言います。
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こちらのサイトで登録をすると、WWOOFに登録しているファームの情報、仕事内容などが見ることができます。以前は本のみでしたが、最近ではアプリがあるようですね。
- 1800以上のファームが登録
- ボランティアアクシデント保険付帯
- 12か月有効
- アプリ版は、自動でアップデートされるので、常に最新の情報を見ることが可能
- アプリ版はタブレット又はスマートフォンにインストールできます。
WWOOF(ウーフ)登録料
- 70ドル(アプリ又は本)
- 90ドル(アプリと本の両方)
- 20ドル(本を既に持っていて、アプリを追加購入したい場合)
WWOOFジャパンのサイトからでも、オーストラリアでのWWOOF登録が可能ですが、登録料が日本円で7950円(本)7440円(アプリ)と、オーストラリアドルの為替を考えると大分高いので、上記リンクから、オーストラリアのWWOOFサイトで購入することをお勧めします。(2017年3月現在)
参照元:WWOOFジャパン
WWOOF(ウーフ)の利点
- オーガニックファームでどのように栽培をしているのか、実際に体験できる
- オーストラリア人の文化に触れることができる。
- 宿泊場所、食事がついているので、節約しながら旅を続けることができる。
- 観光地を離れ、自然の中でのスローライフを体験できる。
- オーガニックファームの家族と話すことで学ぶことはとても沢山。
- ワーホリセカンドビザで必要条件「田舎町での農業就業」にもカウントできる。(※ただし、田舎町でも対象除外の地域があるうので要確認)
- 食事も基本的にはオーガニックの”はず”
※”はず”と書いたのは、オーナーによっては、育てるものはオーガニックだけど、出す食事はそうでもない、、という非良心的な人もいます。これもやはり、行ってみないとわからないところですね。
基本的には”オーガニック農場”での農業体験、農作業をするシステムなはずなのですが、中には、家のペンキ塗りや、農作業とは全然違うことをさせられるファームもあります。
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この辺は、希望するファームを見つけたら事前に連絡を取り、詳細をきちんと聞いておきましょう。
もし、ウーフをする目的が、「オーガニック農業を体験したい」というものよりは、「お金を節約したい」という目的のほうが近いならば、ペンキ塗りや家事手伝い的なことをさせられても納得いくかもしれませんが、「オーガニック農業」をするつもり満々で、そんな仕事をさせられたら、時間の無駄になってしまうし、何より自分の気持ちがすっきりしないので、相違がないよう、事前確認は必ずするようにしておきましょう!
もしラッキーであれば、あなたの仕事っぷりが認められ、且つ、仕事が沢山ある時期の場合、ウーフでの仕事以外に、現金収入ありで働かせてくれるファームもあります。
こればかりは、実際に行ってみて、その時の農作物の状況、あなたの勤務状態、オーナーとの相性などによりますので、もしラッキーだったら!くらいに考えておきましょう。
WWOOF(ウーフ)のネガティブポイント
ホームステイと同じように、WWOOFも残念ながらオーナーによって当たりハズレがありますが。私の場合は、ハーバルメディスンを扱っているおばあちゃんの家で、ハーブのお世話をするというよりは、家の掃除や庭の掃除をさせられることが多く、不満に思っていたのも事実です。こういったことがあっても、人生経験だと思えば、それさえも受け入れられるようになることも出来ますが、どうしても”オーガニック農業”にかかわることだけがやりたい!と強い想いがある方は、後で後悔しないよう、事前にファームオーナーとやり取りをしておきましょう。
ここでは、私が思うWWOOFのネガティブポイントをまとめてみます。
- オーガニックで作物を育てる過程に関わる仕事ができるのかと思っていたら、雑用を任されることが多い。
- 4時間労働だと書いてあるのに、実際は5,6時間働くことも。
- オーガニックファームにも関わらず、食事はそれとは違うものが出てきた。
ネガティブポイントについては、私はこの程度ではないでしょうか。
旅には色んな出来事がつきもの。
そう考えると、予想外な事をお願いされても、それも一つの経験!として捉えることもできます。だけど、「これは絶対に嫌だ!」というものがある場合は、とにかくしっかりと事前にオーナーと確認をしておくことが重要になります。
WWOOF(ウーフ)のみでセカンドワーホリビザを取得&オーストラリア中を周る
私が人生初WWOOFを体験した、バイオダイナミックファームで出会ったイギリス人女性ジュリアは、WWOOFを利用してオーストラリア中を旅して、且つ、セカンドワーホリビザに必須な、88日間の田舎での農業従事にも該当するので、これをもとにセカンドワーホリを取得していました。
彼女からその話を聞いた時に、それはスマートだな!と思いましたね。
なぜなら、「お金を稼ぐ」ことはできないかもしれないけど、「お金を浪費する」こともないわけです。セカンドワーホリの要件を満たすことができ、且つ、例えば2週間ごとにファームを移動し、オーストラリア中を旅することが出来ます。新しい土地を見て、新しい人たちに出会う、新しいファームで別のオーガニック方法を学べる、という機会にも恵まれるからです。
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