ヒッチハイクで到着した先、バイオダイナミック農法で肉牛を育てているファーマーで旦那の友達、Shaneの家、「Duke’s Plain」でのお話しの続きです。
前回のお話しはこちらからどうぞ!
ある時、イギリス人女性のジュリアと、旦那、私の三人で、
Dukes Plain内にある丘に登ることに。
スポンサーリンク
トラックの荷台に乗って移動!
歩いて今から、丘に登ります!
3人で登り始めたのが午後で、
日が暮れ始めた頃・・
私達、なんとここで若干迷子になってしまったんです・・・汗
スポンサーリンク
え、敷地内で迷子??
とお思いの方もいらっしゃると思うんですけど、
このShaneの家「Duke’s Plain」の敷地の大きさ、半端ないんです!
360度見渡す限りが「Duke’s Plain」
ジュリアと私は結構パニック!
本当に目的地にたどり着けるのか?辺り一面見渡しても、自然しかなくって、、目印になる物もなくって、、、
辺り一面、同じ景色にしか見えなくて・・
どっちが東か西か、とか分からないー・・><
ちょっと焦りだしたと思ったら、
今度はどんどん焦ってくる・・
「負のスパイラル」のような感じ。。
そんな中でも当時の旦那は動じずに、薄暗い空を見上げては、
「月がこっちに見えて、あそこにこの丘が見えるから、こっちだな!」
って、見事目的地まで到着出来た時には、
流石に、この人スゴっ!!!!
って惚れてまいました(笑)
野生本能の強さ?というのでしょうか
どんな非常事態が起きても、生き抜いていけるだろうなという
これも一種の「能力」 ですね。
私には全くない、こういった野生の能力が旦那はとても長けていると思います。
だから、自然と戯れていないと、死んでしまいそうな人です(笑)
もうこうなったら、
この丘の上で、テントの中で一緒に寝た時には
ドキドキしてました(笑)
やばいー、私この人好きかも?!というドキドキ(笑)
もちろん、何も起きてませんよww
夜中、ゴソゴソと何か音がするので外をのぞいてみると、そこにいたのは
ハリネズミさん。
そして翌朝、素晴らしい朝日を見て、
下山したのでした。
すると今度は、Shaneが牛をどうやって移動させるか見せてくれると、
クオットという、四輪駆動のバイクに乗って連れてってくれました。
↑クオットに乗った人間と、犬が牛を移動させています。(これをマスタリングという)
牛を違う草原へ移動させるのに、
Shaneの人笛で2匹の犬がとてもお利口さんにきちんと誘導してました。
その様子を、クオットに座りながら
前に座っているShaneの肩を握り、
日本にいたら体験しなかっただろう、貴重で素敵なここでの体験を思い出しながら、
ゆっくり流れていく時間を、じっくりとかみしめながら、
じーっとマスタリングの様子を見つめていたら、
突如と色んな想いが湧き出てきたんです。
・なんで私は、こんなに客室乗務員やりたいんだろう?
・仕事って、人生においてそんなに大事なのかな?
・もっと大切な事、あるかもしれないんじゃない?
・私にとっての幸せってどんなことだろう??
・私、まだまだ見てないもの、知らない事、沢山あるんじゃないか?!
って思ったんです。
この時、私のしたい事は、
訪れたことのない場所に行き、
・観光では分からない、現地の「素」の部分をみたり、
・色んな国の人に出会い、
・色んな話をして、情報交換して、
・見たことない物を見て、
・感じたことのない事を感じる。
これじゃないか?
って、突然迷いなく思ったんです。
ここからが、私の人生の大きな転機となりました。
頭をドッカーーン!とヤラレタような、そんな衝撃的な感覚。
私の旅人人生のスタートです(笑)
これは昔、旦那が作った風車ジェネレーター。が、壊れたということで修理中。
さて次は、
このDukes Plainを去り、
その後ここで出会ったジュリア、フランス人の男友達二人(旦那はなし)
と出かけた1か月ロードトリップについて書こうと思います!
スポンサーリンク