【節約術】無料BBQバーベキューエリア&無料寝泊りOK休憩所

”フリーレストエリア” と ”フリーBBQエリア”

オーストラリアには、フリーレストエリアという、無料で車を泊めて車中泊をしたり、無料でバーベキューコンロを利用できる場所が沢山あります。ただし、こういった場所はアウトバック(田舎)にしかなく、都市にはほぼありません。都会を旅する場合は、事情が変わりますので注意しましょう。

フリーレストエリア車やテントなどで無料で寝泊まりが許されている場所。看板にREST AREAと書いてある。トイレがない場所が多い。その場合は自然の中で用を足すことになるので、大きいほうをしたい場合は、軽く穴を掘り、きちんと埋めてしまいましょう。ティッシュは本当はゴミとして管理するべきですが、どうしても難しい場合は、穴に一緒に埋めて見えないようにしましょう。トイレットペーパーもいずれは土に還るので、埋めること自体は私はそんなに悪いことだとは思っていませんが、他の人の迷惑にならないように、そこだけは注意しましょう。
フリーBBQエリア一般的な公園、ビーチ、国立公園などに設置されている、無料で利用可能なバーベキューコンロ。ガスで作動。場所によっては、50セント、1ドルなど少額使用料がかかることもある。使用後はきちんと掃除をしましょう。

フリーダムキャンピング(自由なキャンプスタイル)をしたい人にとっては、オーストラリアは旅がしやすい国だと思います!

オーストラリアとNZでの比較(フリーレストエリア)

私たち一家が2016年春まで2年間住んでいたニュージーランドでは、フリーレストエリアが全くありません。「寝泊りは禁止」と書かれた看板がどこもかしこにもあります。

一見、アウトドアという面で、似ている感じのするオーストラリアとニュージーランドですが、なぜフリーレストエリアがオーストラリアには沢山あり、ニュージーランドには全くないのか?理由を探ってみました。

スポンサーリンク

理由1)国土の大きさ。オーストラリアは大変大きな国ですので、車で移動しようと思ったら、途中で絶対に一夜を明かさなければなりません。小さな村や町も全くない、ただ道だけ、という場所も沢山ありますので、そういう場所で夜を過ごすとなると、休息が取れる場所が必ず必要になります。ですので、必然的に車中泊をせざるを得ない環境があります。

一方でニュージーランドは小さな島。1日かけて村や町に辿り着けないことはまずありません。道の数も少なく、道の途中で一夜を過ごす必要性がほぼありませんね。

理由2)ニュージーランドではワーキングホリデーで来た外国人バックパッカーのマナーの悪さがニュース等で話題になったことがありました。ゴミを置いたままにしていたり、車中泊した夜に、用を足した後のトイレットペーパーを捨てたままにしていたり。このバックパッカーのマナーの悪さが現地の人たちにとって問題となるまでは、比較的どこにでも寝泊りが無料でできていたそうです。

オーストラリアのフリーレストエリア

これらの理由により、ニュージーランドで「フリーレストエリア」という看板はほぼ見かけません。ニュージーランドでは、車中泊をする場合でも、キャンプサイトへ行く必要があります。警察が見回りによく周っていますので、どうしてもフリーダムキャンピングがしたい!という方は、山奥や茂みに隠れる必要性がありますが、これはあくまでも個人の責任の下で判断をお願いします。

ということで、オーストラリアとニュージーランドでは旅の仕方が全く変わります。オーストラリアでは節約の旅も可能ですが、NZでは、宿泊費(キャンプ場使用料)に充てるある程度の資金が必要となってきます。

また、ワーキングホリデーで他国を旅する一人として、マナーはきちんと守りましょう。そうすることで、地元の人たちにも受け入れて頂きやすくなりますし、自分たちも旅がしやすくなります。

スポンサーリンク

フリーBBQエリア

フリーBBQバーベキューエリアに関しては、オーストラリアもニュージーランドでもよく見かけます。無料で使用できる場所も沢山ありますが、中には50セント、1ドル程度の使用料を取る場所もあります。大抵の公園に設置されているので、節約ロードトリップ、旅をしているときは、これを利用しない手はありません!

国立公園内のフリーBBQエリア

こんな素敵なサイトを見つけました!
このサイトで、どこにフリーBBQがあるか探せるようです

http://www.meatinapark.com.au/

夜も使用可能

アルミホイルを使用すると、使用後の掃除も楽です。

薪を使うコンロもあります。(薪となる材料は周りを見渡すと結構あります)

テントとテーブルの後ろに見えるのが、薪を使って火を起こすBBQ

国立公園内のピクニックエリア。左に見えるのがBBQコンロです

フリーBBQエリアでは、グリルする食材にはもってこいですが、お米をたいたり、パスタを湯がいたり、には向いていないので、1口コンロが一台あると鬼に金棒ですね。

旅では楽しみながら節約をし、普段では経験の出来ないことを沢山体験しましょう!
こういった情報を事前に知っているか知らないかで、貴重な1年を無駄なく有意義に過ごせるかどうか、が変わってきますね!



スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする